枇杷の木の取手-北軽井沢-

2022.june
鉄(蜜蝋仕上げ)枇杷の木(オスモクリア仕上げ)

木の枝の形を生かし、植物の柔らかい雰囲気を意識した取手をオーダーしていただきました。
扉の外側、内側はフォルムは統一し、異なる素材材で制作。
外側は、外気温に影響を受けるため、持ち手には木の枝を用いて、そこから鉄の枝が生えたようなデザイン。
内側はフラットバーを重ね合わせ、開いたときにできる柔らかい表情を生かしたデザインとなりました。
使用した枇杷の枝は、山羊が木の皮を食む時にできた歯形がそのまま残っています。
鉄と植物と動物の力強さが感じられる取手となりました。

樫の木の取手-大間々-

2021.October

鉄(蜜蝋仕上げ)樫の木(オスモクリア塗装)

 

看板【葉っぱと猫の看板】と共にオーダーしていただきました。

持ち手の部分は夏場に熱くなるのを見越し、樫の木を使用。

葉っぱは一枚一枚無垢の材料から叩き出すので、一枚として同じ形はありません。

看板と同様、屋外の取り付けのため、経年変化が楽しめるようになっています。

鍵の取手-西八丁堀-

2018.August
鉄(錆付け仕上げ)

西八丁堀の路地を入ると見つけられる、隠れ家のような雰囲気の居酒屋さん。
鍵をモチーフにした取手が欲しいとのことで、そのまま大きな鍵を製作させていただきました。
鍵の部分は鍛冶屋の伝統的な技術を使い、溶接を使わず、一本の無垢の材から叩き出したのもポイントの一つ。
留め金のネジの頭は、雰囲気を壊さないようにデザインをして製作。
錆付け仕上げなので、錆の味わい深い変化を楽しみながらお使いいただけます。